ADSLという単語はよく耳にしたことがあるのですが、正直、今まで何のことだかさっぱり分かりませんでした。ネット回線的な何かという認識はあったのですが、今回、新規受け付けが停止になったようなので調べてみたところ、ADSLは電話回線による通信サービスだったようです。
今現在、私は光ファイバー回線によるフレッツ光を利用しているのですが、この光ファイバーが誕生する以前は電話回線によるデータ通信サービスが主流だったようです。
私がはじめてパソコンを使ったのは、windows95の98MATEという機種なのですが、兄が購入してもらったのをおさがりで使い始めたのが一番最初になります。私の記憶が定かならば、当時、インターネットをする際に電話回線につなげて通信していたような気がしております。
その後、このアナログな電話回線を使った通信が拡張され、ISDNやADSLあが出現してきて高速なデータ通信が可能になったというのが流れなのではないでしょうか。
さらにその後は光ファイバー網が整備されてくるに従い、光通信が主流になって現在に至っているものと思われます。
電話回線 → ISDN、ADSL
光回線 → フレッツ光など
現在はほぼ光回線が主流になってきており、ADSLの申込みはほとんどなくなってきているようです。また、最盛期にはNTT東西で568万件あった契約数が、現在では121万件にまで減少してきており、時代にそぐわなくなってきたため、ADSLの新規受け付けは来年の6月から停止することになったようです。
ただ、新規受け付けが停止というだけで、現在ADSLを使っている人が使えなくなるというわけではありません。電話回線網の廃止は2025年ごろを目途にしているようなので、まだしばらくの間はこのまま使用できるはずです。もう使えなくなりますのような勧誘がきた際には、きちんと確認するようにしましょう。