インターネットを利用する際、「ネット回線」と「プロバイダ」が必要です。
■ネット回線
ネット回線はコードやケーブルのことですが、光回線や無線回線など種類も様々です。これは物理的なものですので、家に回線が届いていない場合、家まで引いてくる必要があります。NTTやKDDIなど数十社程度が存在します。
もし、自宅まで回線がきていない場合、無線タイプのものを選択されるとよいかもしれません。最近では携帯でもネットができますが、こちらは携帯の無線回線を利用することになります。
このケーブルを通って信号がやりとりされることになりますが、ネット通信だけではなく、電話やテレビなど様々な通信が流れることになります。
例えば、NTT光電話というのは、光ファイバーを利用した電話サービスになりますが、電話通信の情報のやりとりのほか、ネット通信などもやりとりされます。
■プロバイダ(ISP)
一方、プロバイダというのはインターネットサービスを提供するものです。インターネット・サービス・プロバイダの略でISPなどとも呼ばれています。ケーブルの回線を提供している会社はNTTなど数十社程度しかありませんが、プロバイダについては数千社はありますので自由に選択することができます。
両方を提供している会社もありますが、別々に契約しても何ら問題ありません。
料金については、自宅にネット回線が引かれていない場合、最初に工事の費用がかかることになります。マンションにお住いの場合、既に回線が引かれていることが多いので確認してみるとよいでしょう。
また、月額利用料についても4,000円程度が一般的です。
一方、ISPについては、月額数百円程度から利用できます。
費用の目安:回線(月4000円程度と初期工事費用)+プロバイダ(月数百円程度)
既に回線が引かれている場合、両方をあわせて、5千円前後のケースが多いですが、光電話などと合わせて利用すると割引になるケースもあります。